セミナー開催情報
物理セミナー
題名:ニュークリア x 宇宙物理? ~異分野融合で挑む安全な1F廃炉への挑戦~
講師:立石大(国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程修了, 宇宙物理実験研究室OB)
日時:2026年9月25日(金)14:00-15:00
会場:物理会議室(理学部1号館4階)
概要:
日本原子力研究開発機構(JAEA)は、「ニュークリア × リニューアブル」を掲げ、2050年の脱炭素化に向けた研究開発を進める日本唯一の総合原子力研究機関である。
JAEAでは原子力科学、物性の研究、放射線計測など、物理学の知識が活きる幅広い分野で先端的かつOnly oneな研究開発を展開している。
本発表では、まず JAEA が担う研究開発業務を紹介し、具体的な業務内容や職制について紹介する。
続いて、埼大OBの若手研究者が取り組んでいる業務として、福島第一原子力発電所(1F)の廃炉の実現に向けた研究開発のうち、原子炉建屋(R/B)の解体等の廃炉作業を安全かつ効率的に進めるための研究開発について紹介する。
1FのR/B内部には、事故で放出された大量のCs-137由来ガンマ線が存在するため、作業を安全に進めるには、R/B内の放射性物質の分布を正確に把握することが不可欠である。
しかし、測定そのものが作業員の被ばくにつながるため、ロボットによる遠隔測定技術が求められている。
また、強いガンマ線環境下でも内部被ばくの原因となるαβ線放出核種による汚染を検出できる検出器の開発や、限られた観測点から汚染状況を推定する解析技術も重要な課題である。
本発表では、これらの研究開発の現状を紹介するとともに、宇宙物理で使われるX線・ガンマ線検出器との違いを議論する。
素粒子物理セミナー
素粒子物理セミナーはこちらのページに掲載されています
宇宙物理セミナー
題名:X-ray Observations of Galactic PeVatrons: Probing the Most Energetic Particle Accelerators in the Milky Way
講師:Kaya Mori (Columbia University)
日時:2026年4月17日(金)15:00-16:00
会場:物理会議室(理学部1号館4階)